小線源治療
【しょうせんげんちりょう】
舌がんの小線源治療
がんの放射線治療方法のひとつ。放射線を出す物質でできた小さな線源をがん病巣の中に直接刺し入れたり(舌がん、乳がんなど)、体内の腔内に留置したりする(子宮頸(けい)がん、食道がんなど)ことで、放射線を内部からあてる方法。線源には、管や針、ワイヤー状や粒状の形状のものが用いられる。
不適切な技術で線源を扱ったり、腫瘍(しゅよう)が大きかったりすれば一時的に潰瘍(かいよう)などの副作用がでることもあるが、外部から照射する放射線治療に比べて副作用のおそれが少なく、大線量を腫瘍に照射できるため、制御率が高い治療法と考えられている。また、治療・入院期間も短くてすむ(例えば舌がんの場合、入院期間は外部照射治療では約3か月なのに対して、小線源治療は1~3週間ほど)。
[がん関連用語]